2026/10/4

【活動報告】緩和医療学会 東海・北陸支部学術大会で登壇してきました!

こんにちは、タイガー薬剤師です!

2026年10月3日、日本緩和医療学会 第8回東海・北陸支部学術大会に参加し、ワークショップで登壇してきました。

今回のワークショップのテーマは、

「地域で患者さんやご家族の思い・生活をつなぐためにできること ~がんサロンの可能性を含めて~」

でした。

普段、私が学会や研修会で発表するときは、薬剤師の皆さんの前でお話しすることが多いのですが、今回は医師をはじめ、看護師やソーシャルワーカーなど、さまざまな職種の方が参加されている場での発表。

いつもとは少し違った雰囲気でした。

とはいえ……

今回も変わらず、薬在神プライムタイガーで登場しました(笑)

反応は、いつも通りでした(笑)

「つなぐ」をテーマにしたワークショップ

今回、一緒に登壇したのは、

  • 石川県がん安心サポートハウス「はなうめ」の木村さん

  • ファイナンシャルプランナーの山窪さん

  • ソーシャルワーカーの久村さん

です。

実は、木村さんとはもう10年来のお付き合いになります。

出会ったきっかけは、木村さんが企画していた多職種交流の研修会や合宿でした。

そこからご縁が続き、私が会社員として働いていた頃にも、独立してタイガー薬局を開局してからも、「はなうめ」で何度かお話しする機会をいただいています。

https://tiger-prime.com/lyeRXixS/U6MBT6Ub

https://tiger-prime.com/lyeRXixS/hanaume20260914

そして木村さんは、私がまだ薬局を開局するずっと前から、

「いつか内灘で自分の薬局をつくるのが夢です」

と話していたことを、今でも覚えていてくれています。

そう考えると、今回こうして同じ学会のワークショップで一緒に登壇できたことも、一つの「つながり」なのかもしれません。

山窪さんや久村さんも、普段から「はなうめ」で患者さんやご家族に向けてお話をされている方々です。

それぞれ立場も専門分野も違います。

だからこそ今回のワークショップでは、4人が別々の話をするのではなく、学会全体のテーマでもある

「つなぐ」

をキーワードに、それぞれの発表がつながっていくように意識しました。

私がお話ししたのは「患者さんの想いをつなぐ」こと

私からは、薬局という立場から、

「患者さんの想いをどう地域につないでいくか」

についてお話ししました。

紹介したのは、以前にもこのブログで取り上げた、在宅協力薬局制度を活用した終末期がん患者さんの症例です。

患者さんは、長年利用してきたかかりつけ薬局がありました。

病状が進行し、在宅療養へ移行することになっても、

「これまで利用してきた薬局に、最期までお願いしたい」

という希望がありました。

一方で、そのかかりつけ薬局には、

  • 終末期がん患者さんへの対応経験が少ない

  • 無菌調剤設備がない

  • 医療用麻薬の注射剤やPCAポンプへの対応経験がない

といった課題がありました。

そこで、患者さんをタイガー薬局へ完全に引き継ぐのではなく、在宅協力薬局制度を利用して、かかりつけ薬局をタイガー薬局が後方から支援することにしました。

無菌調剤やPCAポンプへの対応、訪問への同行、情報共有などを支援しながら、かかりつけ薬局にはこれまで通り患者さんとの関係を続けてもらいました。

その結果、患者さんは希望していたかかりつけ薬局との関係を保ちながら、ご自宅で療養を続けることができました。

患者さんを「移す」のではなく、支援する側が「つながる」

在宅医療では、対応が難しくなったときに、

「対応できるところへ患者さんをお願いする」

という考え方も当然あります。

でも今回の症例では、患者さん自身が大切にしてきた薬局との関係がありました。

だったら、

患者さんを別の場所へ動かすのではなく、支援する側同士がつながればいい。

そんな考え方もできるのではないかと思っています。

私は今回、

「代行ではなく、伴走する」

という言葉を使いました。

専門性を持つ薬局が患者さんを全部引き取るのではなく、その専門性を地域の薬局へ還元し、一緒に患者さんを支える。

そうすることで、その1人の患者さんだけではなく、支援を受けた薬局が次の患者さんにも対応できるようになる可能性があります。

これは、地域全体の在宅医療・緩和ケアの力を高めることにもつながります。

人との「つながり」も、地域医療をつくっている

今回の学会を振り返ってみると、発表内容だけではなく、今回一緒に登壇した皆さんとの関係そのものも「つなぐ」というテーマに重なっていたように感じます。

10年以上前に出会った人と、今こうして同じ壇上に立つ。

会社員時代につながったご縁が、独立して薬局をつくった後も続いている。

そして、そのつながりがまた新しい地域の活動につながっていく。

地域医療は制度や職種だけでできているのではなく、こうした人と人とのつながりからできている部分も大きいのだと思います。

これからも地域を守るヒーローとして

今回もプライムタイガーとして登場しましたが、単に目立つためだけにやっているわけではありません(笑)

患者さんやご家族にとって。

地域の皆さんにとって。

そして、在宅医療に挑戦したいけれど不安を抱えている地域の薬局にとって。

「困ったときに相談できる」
「一緒にやってくれる」

そんな存在でありたいと思っています。

これからも、

地域の人のヒーローに。

地域の薬局のヒーローに。

薬在神プライムタイガーとして、地域医療を守る活動を続けていきます!

今回ご一緒いただいた皆さま、そしてワークショップに参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

店舗情報

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