魚の目とは?原因・芯・治し方|繰り返すのはなぜ?
「足の裏に硬いものができて、歩くと痛い」
「魚の目の芯を取ったはずなのに、また同じ場所にできてしまった」
「魚の目って、そもそも何?タコとは違うの?」
足にできる魚の目(ウオノメ)は、よくある足のトラブルのひとつです。
特に足の裏や足の指など、体重や靴の圧力が繰り返しかかる場所にできやすく、ひどくなると歩くたびに痛みを感じることがあります。
そして魚の目でよく聞くのが、
「芯を取れば治るの?」
「どうして何度も繰り返すの?」
という疑問です。
この記事では、魚の目とはどのようなものなのか、原因や「芯」の正体、治し方、繰り返す理由について分かりやすく解説します。
魚の目とは?
魚の目は、医学的には「鶏眼(けいがん)」と呼ばれます。
日本皮膚科学会によると、魚の目は主に大人の足の裏や足の指などにできる硬い皮膚病変で、中心に硬い「芯」のような部分がみられます。歩行や圧迫によって、その硬い角質が皮膚の内側へ食い込み、神経を圧迫することで痛みが生じます。
https://qa.dermatol.or.jp/qa23/q11.html
つまり魚の目は、単に皮膚の表面が硬くなっているだけではありません。
一点に集中した圧力によって、硬くなった角質が内側へ入り込んでいる状態
と考えると分かりやすいでしょう。
そのため、上から押したときや歩いたときに、
「ズキッとする」
「針で刺されたように痛い」
と感じることがあります。
魚の目の「芯」とは?
魚の目を見ると、中心に丸く硬い部分が見えることがあります。
これが一般的に「魚の目の芯」と呼ばれているものです。
ただし、この芯は植物の根のようなものではありません。
皮膚の一部に繰り返し圧力がかかることで角質が厚くなり、その硬い角質がくさび状に皮膚の内側へ入り込んだものです。
そのため、
「芯を抜いたら根っこがなくなって、もう魚の目はできない」
というわけではありません。
ここが魚の目が繰り返す理由を理解するうえで非常に重要です。
魚の目はなぜできる?
魚の目の大きな原因は、同じ場所に繰り返し圧力や摩擦がかかることです。
例えば、サイズや形が足に合っていない靴、長時間の歩行、足の変形、歩き方のクセなどによって、特定の場所に力が集中します。
高齢になることで足裏の脂肪組織が減少したり、骨や関節が皮膚に近い位置になったりすることも、局所的な圧力につながる場合があります。
日本皮膚科学会も、窮屈な靴、長時間の歩行、足の変形、歩き方の異常、加齢や病気などによる脂肪組織の減少などを、魚の目やタコにつながる圧迫要因として挙げています。
https://qa.dermatol.or.jp/qa23/q15.html
つまり魚の目は、
「皮膚だけの問題」ではなく、「その場所にどうして圧力が集中しているのか」という足全体の問題
として考えることが大切です。
魚の目はなぜ繰り返すの?
「魚の目を削っても、数か月するとまた出てくる」
という方は少なくありません。
その理由は、魚の目そのものを取り除いても、魚の目を作った原因が残っているからです。
例えば、
合わない靴
↓
同じ場所に圧力がかかる
↓
皮膚が自分を守るために角質を厚くする
↓
魚の目ができる
↓
芯を処置する
↓
でも靴や圧力はそのまま
↓
また同じ場所に魚の目ができる
ということです。
したがって、「魚の目の芯を取ること」だけではなく、「なぜそこに魚の目ができたのか」を考えることが大切です。
魚の目の治し方は?
魚の目の治療では、まず痛みの原因となっている硬い角質を取り除く方法があります。
医療機関では、角質を軟らかくする薬剤を使用した後に硬い部分を処置したり、圧力を逃がすためのパッドを使用したりすることがあります。また、歩き方や骨の問題などが考えられる場合には、整形外科的な評価が必要になることもあります。
ただし、本当に重要なのはその後です。
魚の目ができた原因となる、
靴、歩き方、足の形、特定部位への圧迫
などを見直さなければ、再び同じ場所に魚の目ができる可能性があります。
そのため魚の目のケアでは、
「硬くなった部分を処置する」+「繰り返す原因を探す」
の両方を考えることが大切です。
魚の目は自分で削ってもいい?
ドラッグストアなどには魚の目用の商品も販売されています。
しかし、魚の目だと思っているものが本当に魚の目とは限りません。
特に足の裏にできるウイルス性のイボ(足底疣贅)は、魚の目とよく似ている場合があります。
日本皮膚科学会も、小さな足底疣贅は魚の目と区別しにくいことがあり、皮膚科医でも診断が難しい場合があるとしています。
そのため、
「魚の目だろう」
と思ってカッターや刃物などで深く削るのはおすすめできません。
日本皮膚科学会は、自己判断による治療によって皮膚を傷つけたり、糖尿病のある方が自己処置から感染を起こした事例も紹介しています。
魚の目とタコはどう違う?
魚の目とタコは、どちらも繰り返し刺激を受けることで角質が厚くなるという点では似ています。
大きな違いは、硬くなり方です。
魚の目 | タコ | |
|---|---|---|
医学的な名称 | 鶏眼(けいがん) | 胼胝(べんち) |
硬くなる範囲 | 比較的小さく局所的 | 比較的広い |
芯 | 中心に硬い芯ができる | 通常は魚の目のような芯はない |
痛み | 歩行・圧迫で痛むことがある | 痛みがないことも多い |
主な原因 | 局所への繰り返す圧力 | 繰り返す圧力・摩擦 |
日本皮膚科学会も、タコでは刺激を受けた周辺の皮膚が広く厚く硬くなる一方、魚の目では中心に硬い芯が形成されると説明しています。
詳しくは、関連記事の
「魚の目・タコは皮膚科?フットケア?」
もご覧ください。
こんな魚の目は皮膚科へ相談してください
魚の目のように見えるものすべてが、自宅でケアできるわけではありません。
特に次のような場合には、皮膚科などの医療機関への相談をおすすめします。
本当に魚の目なのか分からない
強い痛みがある
赤く腫れている
出血や膿がある
傷になっている
急に大きくなった、見た目が変わった
自分で処置しても改善しない
糖尿病などの基礎疾患がある
特に赤みや痛みを伴う場合には感染している可能性もあります。糖尿病がある方では足のトラブルが重症化することもあるため、自己判断で深く削らないよう注意が必要です。
高齢者の魚の目にも注意
高齢になると、
「足の裏が見えにくい」
「身体を曲げられず、自分では足を確認できない」
「足の感覚が以前より分かりにくい」
などの理由から、魚の目やタコがかなり大きくなってから気づくことがあります。
また、足の爪が厚くなっていたり、爪切りそのものが難しくなっていたりと、魚の目だけでなく複数の足の困りごとが同時に起きていることもあります。
ご家族が久しぶりに足を見て、
「こんなに硬くなっていたの?」
と初めて気づくケースもあります。
だからこそ、高齢者では魚の目だけを見るのではなく、爪や皮膚も含めて定期的に足全体を見ることが大切です。
タイガー薬局では専門の看護師によるフットケアを開催しています
タイガー薬局では、毎月第4土曜日に、専門の看護師(フットケア指導士)によるフットケアを開催しています。
魚の目やタコ、足裏の角質、厚い爪・肥厚爪、高齢者の爪切りなど、足全体のお悩みについてご相談いただけます。
また、魚の目やタコを繰り返さないためには、足にかかる圧力を見直すことも大切です。そのため、普段履いている靴の選び方や、足に負担をかけにくい靴の履き方についてもアドバイスしています。
単に硬くなった部分をケアするだけでなく、「なぜそこに魚の目やタコができるのか」まで一緒に考えるフットケアを行っています。
フットケアの施術は予約制です。
石川県・金沢北部、内灘町周辺で魚の目やタコ、足の爪などにお困りの方は、まずはタイガー薬局までお電話またはLINEでご相談ください。
「これは魚の目なの?」
「皮膚科とフットケア、どちらに相談したらいい?」
という段階でも大丈夫です。
石川県・金沢北部の高齢者フットケア|厚い爪・肥厚爪・爪切り・タコ・魚の目のご相談
魚の目・タコを繰り返さないために「靴」も大切です
魚の目やタコは、硬くなった部分をケアするだけではなく、なぜその場所に繰り返し圧力がかかっているのかを考えることが大切です。
その原因のひとつが、靴の選び方や履き方です。
サイズが合っていない靴や、足の形に合っていない靴では、特定の場所に圧力や摩擦が集中し、魚の目やタコを繰り返す原因になることがあります。
また、サイズの合った靴でも、靴ひもやベルトを十分に締めずに履いていると、靴の中で足が動いてしまい、足の指や足裏に負担がかかることがあります。
タイガー薬局のフットケアでは、足や爪、魚の目・タコなどの状態を見るだけでなく、普段履いている靴の選び方や履き方についてもアドバイスしています。
「どんな靴を選べばいいの?」
「靴のサイズは合っているはずなのに魚の目が繰り返す」
「正しい靴の履き方を知りたい」
といったことも、お気軽にご相談ください。
店舗情報
タイガー薬局
所在地:石川県河北郡内灘町字大根布7丁目121番地
📍 タイガー薬局までの地図はこちら
営業時間:月~金 9:00~17:00、土 9:00~14:00
電話番号:076-213-6133
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