2026/3/30
【学会報告】日本災害医学会で登壇してきました!
皆さま、こんにちは。 内灘町・タイガー薬局の「ますみん」こと、折戸(おりと)です。
3月19日から21日までの3日間、新潟県で開催された「第31回 日本災害医学会総会・学術集会」に参加してきました。 私は現在、石川県の災害薬事コーディネーターという大役を拝命しておりますが、今回は最終日の21日に、ワークショップのスピーカーとして登壇させていただきました。

ワークショップ登壇:医療ICTの「光と影」
私が今回お話しさせていただいたテーマは、「災害時における全国医療情報プラットフォームの活用」。 特に、令和6年能登半島地震の現場で浮き彫りになった「医療ICTの光と影」について、地元の薬剤師の視点から共有させていただきました。
皆さまが薬局で提示してくださる「マイナンバーカード」。実は災害時などの緊急下では、これを通じて処方内容などの医療情報を閲覧できる仕組みがあります。
1.5次避難所や薬局での処方確認
電子処方箋の活用の可能性
現場で直面した課題や、「平時からどのように情報を整えておくべきか」といった教訓を、全国から集まった専門家の方々へ向けて発信してきました。
共に戦った仲間との再会
今回、一番胸が熱くなったのは、一緒に登壇した薬剤師の先生との再会でした。 その先生は、能登地震の際に薬剤師会の本部で、共に昼夜を問わず活動させていただいた戦友のような存在です。あの過酷な時期を一緒に乗り越えた方と、こうして学会という晴れ舞台で再びご一緒できたことは、言葉にできないほど感慨深いものでした。
私の原点:なぜ「災害薬事」なのか
数年前、私の地元を襲った水害。それ以前からも「困っている人の力になりたい」という思いで医療職を志しましたが、地域の危機を目の当たりにしたことが、災害薬事に深く関心を持つ大きなきっかけとなりました。
「もしもの時に、一人でも多くの命と健康を守りたい」
その一心で、これまでphDLS(災害医療認定薬剤師)や災害医療コーディネーターの研修に励んできました。その積み重ねが、今回の登壇にもつながったのだと感じています。
憧れの先生方からいただいた「アツイ」刺激
会場では、プライマリ・ケア連合学会やphDLSの研修、コーディネーター研修などでお世話になった先生方と再会できました。
さらに、これまで一方的に憧れていた著名な先生方とも懇親会でお話しさせていただく機会があり、感激の連続!災害医療に情熱を注ぐ先生方のエネルギーに触れ、私のモチベーションもフルチャージされました。
次のステップへ:学びを地域へ、後進へ
今回の学会を経て、まずはphDLS研修会のインストラクターを目指し、さらに学びを深めていこうと思います。
得られた知見を自分だけのものにせず、現場へ、そして他の薬剤師や地域の後進たちへ伝えていける存在になりたい。そう強く決意した新潟の夜でした。
最後になりますが、温かく支えてくださった座長・演者の先生方、そして何より、3日間の学会参加を快く送り出してくれた家族に心から感謝しています。
これからもタイガー薬局は、地域の皆さまの「もしも」を支える存在であり続けられるよう、精進してまいります!
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